本日は、ガス機器設置スペシャリスト(GSS)の研修1日目
1日座学を学びました。
■ガス機器設置スペシャリストとは
ガス機器の設置工事に必要な高度な知識・技能を有していることを示しています。
GSSは「ガス機器設置技術資格制度」に基づく資格です。この制度は、消費者が安全・便利に、かつ快適な生活を実現できるよう、優れた能力を持つ者が施工に当たることを目指し、優秀な設置・施行者(資格者)を育成するためにガス機器の設置に係る業界団体が創設したものです。
GSS制度は、消費者に対して
1.安心・便利なガス機器の提供
2.適正な設置工事
3.快適に使ってもらうための使用説明
の三つを、ガス機器設置スペシャリストが確実に実行することを基本目的としています。
カリキュラムは「早く、きれいに、安価に」を原則として組まれており、これら基本の他、関係法令、最新技術、環境問題、ガス機器の機能の確認と確実な引き渡し、接客態度、工事記録書の作成・保管、消費者からの要望に関する事例など広範囲をカバーした内容となっています。
■資格の範囲
・家庭用常設型ガス機器(瞬間湯沸器、貯湯・貯蔵湯沸、ストーブ、ふろがま、調理機器のうち固定型のもの)の設置・施工
※特定ガス消費機器の屋内への設置・変更の工事は除きます。
・ガス可とう管(都市ガス用)・液化石油ガス燃焼器接続用継手金具付ホース(LPガス)
※LPガスの場合、「液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律」により、金属管、金属フレキシブルホース等の硬質管を用いてガス機器を接続する工事は「液化石油ガス設備士」(国家資格)が行う必要があります。